※本項は試合の6日後に作成しております 今季レヴァンドフスキが得点していない唯一のチーム…という前提をスーパーショットであっさり崩してしまうエースはさすがです。どちらも並みのストライカーに決められるシュートではなかったかと。 今季、まだまだエンジンがかかってない感の少しあったズーレも徐々に復調しているようで、守備にフィードに冴えが戻ってきた気がします。 失点とトリッソの退場は余計でしたが、次のアトレティコ戦を見る限りトリッソもモチベーションをしっかり維持しているようで問題なさそうですね。 次節はフランクフルト、今となっては色んな意味でバイエルンの昨季3冠達成のあらゆる要素を生んだと言える相手ですが、新三銃士とかいうちょっと恥ずかしいあだ名を付けられてしまったとはいえ(笑)、鎌田選手は要注意です。コスティッチも復帰するとかしないとか…とにかく昨季は二試合で7点取られてるので(そのうち3点がヒンターエッガーというのが恐怖ですが)、とりあえず失点を減らすのが課題になりそうです。それでなくても今季はちょっと取られすぎですし… 追記: サッカーと関係ないんで別記扱いにしますが、ビーレフェルトの正式チーム名である「アルミニア・ビーレフェルト」のアルミニアの部分、僕の好きな古代ローマ史における重要な事件がもとになっておりまして、興味のある方は「トイトブルクの戦い」で検索をかければ該当記事が見つかるかと思います。 初代ローマ皇帝アウグストゥス晩年の統治下にあった帝政ローマが現ドイツ方面の国境をエルベ河(ハンブルク、ライプツィヒ方面)からライン河(ケルン・フランクフルト方面)に後退させるきっかけとなった戦いの一つのハイライトで、共和制末期から帝政初期にかけてほぼ無敵だったローマが対外的に喫した数少ない完全な負け戦の一つです。大規模会戦に強いローマ軍三万五千をゲリラ戦術で暗い森の中に引き込んでほぼ皆殺しにしたとされています。 今世紀に入ってからも記念式典が行われるほどドイツにおいては有名な戦いで、「アルミニア」はゲルマン民族側の指揮官・アルミニウスが元ネタなんだとか。 古代ヨーロッパ史はほぼローマ史なので、ユリウス・カエサルが登場したあたりから後の古代ローマ史を調べるとドイツの話も頻繁に出てきます。 ケルンやマインツなどをはじめ欧州の都市のなかにはローマが制圧した後に建設した軍団基地から始まったものも多いのは有名な話かと思います。上記のケルンやマインツはローマ史の本を読んでると結構頻繁に名前が出て来てちょっと嬉しくなります。
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